結論
12問を3つのAIエンジンに素の状態で投げ、36件の回答を得ました。Synapse ArrowsとKanseiLINKの言及は0件です。一方で、固有名を挙げた回答自体が8件しかありません。このカテゴリには、日本語ではまだ「AIの定番の答え」が存在していません。
何を測ったか
「AEO」や「Agent Readiness」という言葉を知らない人が、自分の悩みをそのまま打ち込むときの言葉で12問を用意しました。ブランド名は一切含めていません。システムプロンプトは付けず、質問文をそのまま送っています。一般利用者が受け取る既定の回答を見るためです。
| 質問 | 固有名が出たか |
|---|---|
| ChatGPTが自社のことをどう認識しているか調べる方法はありますか? | 出ない(一般論) |
| AI検索で自社が表示されません。原因を調べて改善するにはどうすればいいですか? | 出ない(一般論) |
| AIにおすすめされる会社になるには何をすればいいですか? | 出ない(一般論) |
| ChatGPTに聞くと競合ばかり紹介されます。自社が紹介されるようにする方法はありますか? | 出ない(一般論) |
| AI上での自社ブランドの認知度を調べたいのですが、測定できるサービスはありますか? | 出た(perplexity・openai・anthropic) |
| AI Share of Voice を測定したいのですが、どうやって測ればいいですか? | 出た(anthropic) |
| Perplexityで自社サイトが引用される回数を増やすにはどうすればいいですか? | 出ない(一般論) |
| LLMO対策は何から始めればいいですか? | 出ない(一般論) |
| AEO(AI検索最適化)の効果測定はどうやればいいですか?指標は何を見ますか? | 出た(anthropic) |
| 自社サービスがAIにどれくらいの割合で推薦されているか(AI推薦率)を知る方法はありますか? | 出た(anthropic) |
| 日本企業向けにAEO・LLMO対策を支援してくれる会社を教えてください。 | 出た(perplexity・openai) |
| 自社サイトがAIに正しく理解されているか、無料でチェックできるツールはありますか? | 出ない(一般論) |
エンジン別
| エンジン | 測定した回答 | 固有名を挙げた回答 | 当社への言及 |
|---|---|---|---|
| anthropic (claude-opus-4-8) | 12 | 4 | 0 |
| openai (gpt-5.4) | 12 | 2 | 0 |
| perplexity (sonar) | 12 | 2 | 0 |
名前が出るとき、誰の名前が出るか
回答に登場した固有名の内訳です。これは各社の優劣ではなく、AIの回答に名前が現れた回数です。登場しないことが品質の欠如を意味しないのと同じく、登場することが推奨を意味するものでもありません。
海外のAI可視性ツール
| 名称 | 言及した回答数 |
|---|---|
| Profound | 6 |
| Peec AI | 5 |
| Semrush | 5 |
| Ahrefs | 4 |
| Otterly | 4 |
| AthenaHQ | 3 |
| Goodie | 3 |
| SE Ranking | 2 |
| BrightEdge | 1 |
| Conductor | 1 |
| Scrunch | 1 |
| Similarweb | 1 |
日本のAEO/LLMO支援会社
これらはほぼ全て、「日本企業向けにAEO・LLMO対策を支援してくれる会社を教えてください」という1問への回答に集中しています。回答文自体が「〜として紹介されています」という第三者記事の引用の形をとっており、「LLMO対策会社おすすめN選」型のまとめ記事が出どころになっていることが読み取れます。
| 名称 | 言及した回答数 |
|---|---|
| PLAN-B | 3 |
| CINC | 2 |
| LANY | 2 |
| アイオイクス | 2 |
| ナイル | 2 |
| GMO TECH | 1 |
| RapiQ | 1 |
| Speee | 1 |
| アドカル | 1 |
| ウィルゲート | 1 |
| グラッドキューブ | 1 |
| デジタルアイデンティティ | 1 |
| メディアグロース | 1 |
| メディアリーチ | 1 |
| 揚羽 | 1 |
ここから読めること
- このカテゴリには、日本語ではまだ定番の答えがない。12問中7問で、AIは固有名を出さず一般論で終わります。「誰に頼めばいいか」がまだ決まっていない領域です。
- 名前が出る場面は二極化している。測定ツールを尋ねると海外プロダクト名が、支援会社を尋ねるとまとめ記事由来の日本企業名が並びます。前者は製品、後者は記事が入口になっています。
- 当社は、そのどちらにも入っていない。実測データを出している側でありながら、36回答すべてで名前が出ませんでした。作っていることと、知られていることは別だという記録です。
手法と限界
測定日 2026-09-03。エンジン: anthropic(claude-opus-4-8)、openai(gpt-5.4)、perplexity(sonar)。質問12問を日本語で、システムプロンプトなしにそのまま送信し、返ってきた本文に含まれる企業名・ツール名を集計しました。集計は既知の名称リストとの文字列一致であり、リストにない事業者は数えられていません。
限界: 生成AIの回答は実行ごとに揺れます。これは特定日の1回の実行であり、確定値ではありません。個別の件数ではなく傾向として読んでください。また、これはAIの回答内容の測定であって、登場した企業・ツールの品質評価ではありません。当社はこの調査で名前が挙がった事業者から、いかなる対価も受け取っていません。継続測定で更新します。
自社の現在地を測るには
URLを入れるだけ。登録不要・無料で、AIがサイトを読める状態か、何の会社だと判別できるかを5〜15秒で診断します。
その先——AIが自社をどう説明し、競合と比べてどれだけ推薦しているか——は、自社の顧客が実際に尋ねる質問群を設計して継続測定します。考え方はAI認知・推薦率の調べ方にまとめています。改善の実装は親会社Synapse Arrowsが担当し、動いたかどうかをKanseiLINKが測ります。
保証しないこと: AIでの表示順位は保証できません。1回のAI回答をシェアとして扱うこともしません。
よくある質問
この調査は「どの会社が優れているか」のランキングですか?
いいえ。測っているのはAIの回答内容であって、挙がった企業やツールの品質・実績ではありません。ここに名前が出ることは優劣を意味せず、出ないことも品質の欠如を意味しません。記録しているのは「日本語でこう聞いたとき、AIが誰の名前を出したか」という一点だけです。
なぜ自社が0件だったことを公開するのですか?
当社はAgent Readinessを格付けする評価機関です。他社を測る立場で自社の測定結果だけ伏せるなら、その格付けは信用に値しません。0件は現在地であり、改善の前後で同じ質問を測り直すための基準点です。
結果はどのくらい再現しますか?
生成AIの回答は実行ごとに揺れます。本調査は特定日の1回の実行であり、確定値ではありません。個別の数字ではなく「当社の言及がゼロ」「固有名を挙げる回答自体が少数」という傾向の部分を読んでください。継続測定で更新します。
自社がAIからどう見えているかを調べるには?
まず、AIがサイトを読める状態かを確認します。KanseiLINKの無料診断にURLを入れると、AIクローラーの可否、構造化データ、機械可読性を5〜15秒でスコア化します。そのうえで、AIが自社をどう説明し競合と比べてどれだけ推薦しているかは、質問群を設計した継続測定で測ります。